先輩からのメッセージ

中高一貫生の合格体験記

合格を手にするために

金田 康資さん(平成28年度 信州大学 医学部医学科 入学)

  私が大学受験を意識するようになったのは、高校2年生になってからでした。大体その時から、周りも受験を意識しだしたように思えます。そして、その時から次の四つのことを心掛け始めました。
  一つ目は、効率を良くするということです。勉強できる時間、特に集中できる時間には限界があるため、その中でいかに多くの事を身に付けることができるかが問題になってくるので、やるべき事を徹底的に洗い出しました。これにより、短い時間の中でもより高い学力を身に付けることができました。
  二つ目は、ダラダラ勉強をしないということです。集中していない時にいくら長時間勉強をしても、身に付くものも身に付きません。ですから、集中力に限界が来たと思った時には、別の事を考えたりするなどして、一回リセットすることで、結果的により多くの事を学ぶことができたと思います。
  三つ目は、友人と教えあうことです。わからない事は友人に教わり、しっかりと確認することが大切です。また友人から聞かれた時にきっちりど説明することで、自分が細部まで理解できていることを確認することができます。よく、先生が「受験は団体戦」とおっしゃっていましたが、その理由の一部はここにあるように思います。
  四つ目は、様々な情報に触れることです。多くのニュース、新聞、本などに触れることで、学習した事をより現実的に感じることができ、普段の授業により身が入り、より強く印象に残るので、より効果のある学習ができます。
  これらの事を心掛けながら、楽しく効率的な学習を積み重ねたことが、合格につながったと思います。最後に、今の自分があるのは共に学んだ友人、支えてくれた家族、先生方のおかげです。本当にありがとうございました。



進路を決めてから合格するまで

阿部 楓子さん(平成28年度 筑波大学 芸術専門学群 構成専攻 入学)

  私が進路を決定したのは高校に入ってからでした。大学では自分の好きなことを勉強したいという思いが強かったので、美術系の大学へ行こうと思いました。最初は、中学から私立に入れてもらったのに、これで良いのだろうかと思うこともありましたが、アートクリエーション部の中高一貫コースの先輩に美大志望の人がいて、一貫生であっても色々な道があることを知り、目指すことに決めました。その後、親や先生と相談して、自分の強みが活かせる筑波大学芸術専門学群を第一志望にしました。
  この学群は実技と学科のバランスが大切で、実技だけでなくセンタ一の得点も重要になってくる学部です。実技があるので他の人よりセン夕一対策の時間がとれない分、効率よく勉強しようと思いました。そのために私が心がけたのは復習です。セン夕一試験が近づくにつれて、授業が演習中心になっていきます。その中で私は、一つひとつの演習の復習をしっかりやり、自力でわからない問題は先生に質問していました。その時に、ただ見て復習するのではなく、ノートを作るなど手を動かすようにしていました。また、復習する時間がとれずに消化不良になることを避けるため、自由参加の補習は「とりあえず出ておく」のではなく、内容によって出るかどうかを決めていました。これらに気をつけて学校での勉強を中心に対策をしていたら、一般の私大にも合格することができました。
  私が合格して感じたことは、闇雲に勉強するよりも、一度立ち止まって自分の状況を冷静に見ることが大切だということです。自分に足りない所を見つけてから勉強した方がバランスがとれて、良いと思います。
  最後に、何度も私の質問に付き合ってくださった先生、丁寧に実技の指導をして下さった先生、つらい時に励まし、元気をくれた友達、応援し支えてくれた家族や親戚など、周りの人たちのお陰で合格することができました。本当にありがとうございました。



「長聖」だからこその夢実現

坂口 大勢さん(平成28年度 早稲田大学 教育学部 社会科・地理歴史 入学)

  私は中高一貫課程の生徒として、6年間長聖にお世話になりました。入学当初は下から20番くらいの成績だった私が第一志望大学に合格することができたのには、大きく3つの理由があると思います。
  一つ目は、「とても素晴らしい授業を受けられた」ということです。特に英語の授業では、文理を問わない習熟度クラスであったことで東大医学部などの難しい試験問題に触れる機会を増やし、英語力を伸ばすことにつながったと感じています。また最初のころは予習やドリル、単元テストなどの最の多さに、ついていくことだけで精いっぱいでしたが、その積み重ねののちに実際の試験問題を多く演習するようになり、実際の試験の際も普段通りの力を発揮できた気がします。
  ニつ目は、「疑問を持ち越さない学習ができた」ということです。授業後には、授業中分からなかったことだけではなく、自習の際に出てきた疑問点を、先生はもちろん友人に聞いて理解し、その上で再度自分で解いてみるというサイクルを崩さなかったことで、確かな知識を得られたのではと感じています。当初は苦手科目であった数学に対してもこの姿勢で臨んだことで、苦手意識も払拭することができました。
  三つ目は、「『学校が第一である』という意識で生活した」ということです。私は恥ずかしながら家庭では勉強に集中できませんでした。しかし、朝は5時半に起床、始発電車で登校し帰りも最終下校時刻までは自習、家に帰ったら早く就寝する、休日も学校で自習するという「学校第一」「授業集中」を意識して生活を送りました。勉強の時間と場を固定して、その特牲を最大限活用できたことも、合格を勝ち取れた大きな要因だと考えます。
  そして何より大きいのは、長聖に集った「仲間」の存在です。共に学びあい教えあい、そして疲れた時には楽しく遊びあえた同級生との出会いにも感謝しています。




《先輩からのメッセージ >> 合格体験記》

総合力を身に付けること

田丸 昌憲さん(平成27年度 筑波大学 人文文化学部人文学類 入学)

  私は小学生の頃から理科と歴史に興味を持ち、また、教師になる夢を持っていたので、比較的文系理系の区別なく勉強できる筑波大を選びました。
  佐久長聖は同じように、安易に文系科目だけに絞ることなく最後まで文理両科目を延ばす授業をしてくれるため、総合力が付いたように感じます。
  レベルが高く、分かりやすい授業をしてくれた先生方、また2月の末までともに競い合ってきた友人達の存在のおかげで、今回の結果を出せたと思っています。本当にありがとうございました。



多くの人に支えられて

樫山 拓斗さん(平成27年度 東京大学 文科一類 入学)

  私は中学・高校の6年間で様々な人に支えられてきました。
  それぞれの教科において目標やライバルとなる仲間がいたことが,自分にとってのモチべ一シヨンとなっていました。
  何度も解答を添削してくださった先生、親身になって相談に乗ってくださった先生、合格した時、自分のことのように喜んでくださった先生。そんな先生方に感謝しています。この佐久長聖ですばらしい仲間や先生方と出会うことがなかったら、私は東京大学に合格することはできなかったかもしれません。



日々を誠実に生きる

宮﨑 乃輝さん(平成27年度 東京外国語大学 国際社会学部国際社会学科 入学)

  私は佐久長聖で多くのことを学ばせていただきましたが、その中で最も佐久長聖らしいのは、日々の生活を誠実に生きることの大切さです。私自身はなかなか実践できませんでしたが、それを体現している先生方や優秀な友人たちからは常に刺激を受けました。私は6年間、館で生活しましたが、朝から夜まで学習室で勉強している友人たちがいたから、私も頑張れたと思います。
  私が第一志望合格を果たせたのは、先生方の的確な受験指導や必要に応じた補習によるところが大きいと思います。きちんと努力すれぱ結果が出せる学校だと思います。自分の決めた目標に向けて日々努力することが大切でしよう。



自分を奮い立たせて

水谷 乃梨さん(平成27年度 信州大学 医学部医学科 入学)

  私はやる気が出ず、だらけてしまう時にはいつも「他の皆はきっとこの時間にも勉強しているんだ」と思い、自分を奮い立たせていました。そう思わせてくれる仲間がたくさんいたことにとても感謝しています。また、朝早くでも、学校が閉まる間際でも、私の疑問に丁寧に答えてくださった先生方の存在があったからこそ、日々着実に成長できたのだと思います。そして、勉強を本気で始めた頃はまったく成績が上がらなかったけれど、自分なりの勉強法を貫き通し、最後には自分を信じて試験に臨めたことが最大の勝因だと思っています。




《先輩からのメッセージ >> 合格体験記》

自習室を活用して

関島 真美子さん(平成26年度 東京大学 文科三類 入学)

  中学に入学してすぐに担任の先生に言われた言葉から東大をあきらめかけた時もありましたが、先生方の支えもあって乗り越えることができました。朝7時から夜7時まで開いている高校の自習室は、勉強習慣の確立から学力の向上まで私の居場所でした。そして最後まで一対一の指導をしてくださり支えとなってくださった先生方に大変感謝しています。



数学への思い

篠原 理宏さん(平成26年度 京都大学 理学部 入学)

  私は中学の時に「高校への数学」という本を読んで以来、数学に興味を持ち、大学で専攻したいと考えるようになりました。京大を目指した理由は、京都へのあこがれとともに、理学部が数学で有名だったからです。
  佐久長聖では授業や補習が充実していて、入試レベルの問題演習を数多く積むことができました。そのおかげで合格を勝ち取ることができ、大変感謝しています。



6年間の寮生活

武市 哲さん(平成26年度 信州大学 医学部医学科 入学)

  私は中学入学時から医学部への進学を希望してきました。医学部受験にあたって一番不安だったのは面接でしたが、6年間続けた寮生活や強歩大会などの行事の体験が役立ちました。苦手だった文系教科もあきらめずにやって良かったと思います。
  今回良い結果を残せたのも、教えてくださった先生方、ともに励んだ友人達、支えてくれた両親のおかげだと思います。本当にありがとうございました。



同級生の姿を見て

荻原 伸祐さん(平成26年度 一橋大学 法学部 入学)

  私は高校1年まで大学受験に関してあまり深く考えていませんでした。しかし、高校2年の夏頃、意識の高い同級生の姿を見て先生方のご指導を受けたことで、受験に真剣に向き合うことができるようになりました。先生方が質問や相談に熱心に応じてくださった上、授業や補習が充実しており、志望校の傾向に合致した対策を行えました。私が努力を続け、合格できたのは、学習環境がよく整った佐久長聖で6年間学んだからだと思います。



《先輩からのメッセージ >> 夢を咲かせた先輩たち》

夢を咲かせた先輩たち

南牧村・野辺山へき地診療所 所長
座光寺 正裕さん(2期生)
九州大学 医学部医学科卒業

長聖で得たもの

  長聖の門を叩いて20年がたちます。当時、授業が早口で「二倍速」とあだ名されていたK先生から、久々に聞き覚えのある早口で連絡をいただき、こうしてペンをとりました。電話口で「黒澤くんは電話した翌日には,書いてくれたよ」と、先生がいつしか三倍速に進化したことも知りました。
  中学3年間がむしゃらに学んだあと、はたと「何のための勉強か」と青臭く思い悩み、答えを探しにアジアを一年間旅して回りました。答えはなかなか見つかりませんでしたが、ひとつ確からしいとわかったのは、学ぶ機会すらない子どもが世界にはたくさんいることでした。
  自分の問いかけのナイーブさに赤面しながら一年ぶりに戻った長聖では、ひとつ下の学年で温かく迎えてもらい、教室で隣に座っていた女性がいまの伴侶です。

学生時代に不勉強だった人は、社会に出てからも、かならずむごいエゴイストだ。学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものなんだ。 太宰治『正義と微笑』

  皆さんも佐久長聖の6年間で、一つかみの砂金を手に入れて下さい。そしてあわよくば、賢い奥さんも。




弁護士
宮下 和貴さん(3期生)
上智大学 法学部卒業 同大学院修了

佐久長聖での6年間

  弁護士を志したのは中学1年生の時でした。普段から先方が科目の勉強だけでなく将来の進路や職業を意識した指導をして下さり、そのような中で、弁護士が社会的なトラブルを抱えた人々を助ける仕事であるということを知り、いつか自分も弁護士として人の役に立てたらと思うようになりました。また、多くの生徒が医学部を目指す中で、自分も何か難関にチャレンジしてみようという気持ちが芽生え、あまのじゃくな性格も影響して司法試験を受けることを決意しました。司法試験は大変でしたが、佐久長聖で自然と勉強する習慣を身に付けられたおかげで合格することができたと思いますし,その習慣は今でも自分を支えてくれています。
  中高6年間の学校生活、館(寮)生活を通して一生の友人もできました。現在でも定期的に集まっており、医師の友人からは医療過誤訴訟についてのアドバイスをもらうなど、仕事の上でも助けてもらっています。
  熱心に指導してくださる先生方や切磋琢磨する仲間に囲まれて自然と勉強習慣を身に付けられることと、一生の友人を得られることが、佐久長聖において中高生活を送る利点、強みであると思います。このような環境に置いてくれた両親に感謝したいと思います。




外資系コンサルティング会社勤務
渡邉(住田) 美樹さん(5期生)
東京大学 法学部卒業

贅沢な環境だったと思います

  2009年に東京大学法学部を卒業し、日本銀行に入行しました。ロンドンでの留学を終えた4年目に、外務省に勤務する配偶者のアフリカ転勤が決まり、日銀を退職して2年間コートジボワールで専業主婦として暮らしました。2015年春からは外資系コンサルティング会社に再就職し、企業経営者の方々の悩みや課題に対して、世界中の同僚から共有してもらった知見を元に、解決策を提案したり、その実行をサポートしています。
  長聖の寮生活で身に付けた規則正しい生活スタイルや、先生方が教科書の内容を超えて教えて下さった「学ぶこと」「考えること」の面白さ、6年間を通じて培った英語力は、社会に出てから、またアフリカで暮らした際にも、私の強力な支えとなりました。
  自然に囲まれ、先生方の目が生徒一人ひとりに行き届く環境で、日夜集中して勉強や課外活動に取り組めたこと、進路選択や、與味を持った事柄に対して、先生や友人と自由に相談・議論できる雰囲気があったこと。いまになればとても贅沢な環境だったと思います。共に学んだ仲間たちとは、卒業後も機会を見つけては集まっています。様々な業界で活躍している同窓生の話を聞いては、毎回刺激を受けています。




佐久総合病院グループ 初期臨床研修医
黒澤 紀雄さん(7期生)
京都大学 農学部 資源生物科学科卒業
金沢大学 医学部 医薬保健学域 医学科編入・卒業

佐久長聖に感謝を

  平成19年度卒業生の黒澤紀雄です。現在、佐久医療セン夕一・佐久総合病院で医師として日夜勤務しています。僕は立科町出身で、6年間佐久長聖で寮生活を送っていました。年端もいかない頃に親元を離れ、心細いなか聖朋館での寮生活を始めたことを思い出します。
  学生時代の厳しい集団生活での規則や同期生・先輩・後輩との人間関係は、今思うと社会生活の縮図であるように思います。朝の挨拶、公共の場でのマナ一、決められた時間のなかで勉強に、部活に、遊びに励む時間とそれぞれにけじめのある生活を送ることを覚えることで、学校という世界から社会へ飛び出した後も、気持ちよく人と接し、他人や自分の時間を尊重して過ごすことができていると感じます。
  卒業して10年が経ち、中学・高校と密な6年間を過ごした同期生は、教育関係、医療関係、企業、弁護士や公務員などいろいろな進路を辿っているようです。それぞれに決して簡単な道ではなかったと思いますが、彼等と時に叱られ、励まし合い、泣き笑いした時間を共有できる場所・時間があったからこそ我々の現在があり、今もなお交流できる得難い仲間を得られたこと、それらを提供してくれた先生方のいる佐久長聖に感謝しています。



《先輩からのメッセージ >> 医学生母校で後輩に語る》

医学生、母校で後輩に語る

中高一貫課程第8期卒業生 座談会(平成25年)

松澤 周治さん信州大学医学部医学科6年
平山  翔さん富山大学医学部医学科5年
下嵜 啓太郎さん慶應義塾大学医学部医学科6年
春原 幸子さん群馬大学医学部医学科6年

受験勉強を始めたのは

春原 私は高2の秋まで部活動(硬式テニス)をやっていたんです。部活の日は疲れてしまい夜勉強ができず、朝早起きして勉強するスタイルにしました。このペースを高校3年間守れたことが集中して勉強する上で良かったですね。

下嵜 私が本格的に受験を意識したのは、高2の夏休み。その年の東大の数学入試問題を解き、今のままでは合格することがいかに難しいかを感じました。

平山 私はスタートダッシュが遅かったんです。医学部に行きたいと思ったのが高3の夏休みだったから。苦手教科(特に英語と古典)を放っておいたらツケがまわり、しかも得意だと思っていた教科も意外にできていない。ほとんどの教科で知識が虫食い状態でワンパターン。模試などで予想外の問題が出た時の対応力がほとんどありませんでしたね。

春原 まわりが受験を意識し始めた頃に部活が終了。私はそれから本格的に受験勉強を始めました。始める時期は人によっていろいろですが、私はこの日からやると決めて始めた方がモチベーションが上がると思います。

毎日が大切です

松澤 大学受験で一番重要なのは、毎日の予習・復習ですね。予習で大事なことは、先生がどこまで進めるのかの確認と、自分なりに解くまたは訳すこと。それが正解である必要はなく、間違えたことを確認することと、どこで間違えたかをしっかりチェックすることが大事。正しい答えや考え方は授業中、先生が教えてくれます。復習では特に、考え方が違っていた部分や、考えつかなかった解法をメインに確認していくことが大切です。

下嵜 高校では授業で大学受験に向けたサポートをしてくれるし、18時近くまで補習があったり自習ができる。学校はとても頼りになります。さらに私は英作文の添削を英語の先生に、現代文の記述を国語の先生にお願いして勉強していました。先生方はたとえ忙しくても生徒にやる気があれば応えてくれます。とにかく毎日の授業をしっかり聴くことが大切。集中して授業を聴けば復習も効率的にできます。

春原 私は通学時、電車の中で立ったまま使える参考書を探して1日1ページやるようにしました。やった日付を書き、いつ何回その問題をやったか分かるようにして。継続したら結構な数の問題を解くことができ、苦手な分野も少しずつできるようになりました。

平山 受験を経験して実感したことは、5教科7科目全部やることが必須だということ。国立医学部をはじめ、入試で落ちないためにはまんべんなく、とにかく弱点を少なくすることが大事です。英語、国語は成果が点数に結びつくのに本当に時間がかかる。また苦手な教科や、得意科目でも苦手な分野は根気よく努力するしかない。とにかく根気よく、無理なく、毎日続けることが大事です。

志望大学の選び方

松澤 どうしてもこの大学に入りたいと思う人もいると思いますが、私が志望校を決めるにあたって考えたのは、絶対に現役合格できる大学。自分の性格から、浪人しても成績が上がるとは思えなかったから。誰でも得意・不得意はあると思いますが、自分の得意な教科・分野を生かすように入試に臨むことが近道だと思います。自分のレベルに合わせて大学を選ぶにせよ、大学のレベルに合わせて目標を決めるにせよ、最も重要なことは、自分の実力を把握すること。そして現実を見つめ直したり、どの部分を直していけばいいかを確認すること。より具体的な目標を立てることができれば、日々のやる気も違ってきますよ。

春原 私が群馬大学をめざすと決めたのは、オープンキャンパスでの印象が良く、受験科目も自分に合っていると感じたから。受験を通して感じたのは、自分の性格に合った方法で勉強することが大切だということです。後輩の皆さんも、自分を見つめるチャンスだと思って受験に臨んでほしいですね。

下嵜 慶應義塾大学医学部に進み、臨床も研究も一流の成果をあげているこのキャンパスにいられるのはとてもラッキーです。例えば、神の手を持つ外科医になりたい、がんを根絶する抗がん剤を開発したいというモチベーションが生まれたとき、それを実現できる環境があるのだから。私は高校時代に頑張ったからこそ、自分の可能性がより広がったと感じています。

平山 後輩の皆さん、本当にやりたいことや目標があるなら、1回や2回の挫折でどうかあきらめないでください。天才でも秀才でもない僕たちは、地味な努力で地味に合格しましょう! ただし、皆さんを支えてくれる方々への感謝を忘れずに。